『八極拳』劉雲樵 著 大柳勝 訳(1985)新星出版社

神槍・李 書文の関門弟子(最後の弟子)にして、武壇総帥であった劉 雲樵老師の著書です。訳者の大柳勝先生は武壇日本分会の総教練です。 大柳先生によれば、 “先年(本書出版当時)、香港の出版社より劉 雲樵著『八極拳術図解』という本が出版された。しか…

『伏見工業伝説 泣き虫先生と不良生徒の絆』 著 益子浩一 (2021)文藝春秋

かつてTBSの人気ドラマだった『スクール⭐︎ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜 』のモデルになった伝説のラグビー部の奇跡です。 ドラマの方は作家 馬場信浩 氏が執筆したノンフィクション『落ちこぼれ軍団の奇跡』が原作です。 "不良少女と呼ばれて"から始ま…

『仙人入門』 著 高藤聡一郎(1983)大陸書房

高藤聡一郎氏の仙人シリーズの第1作目です。実家の本棚に眠っていたものを、久しぶりに引っ張り出してきたのですが、古い本なのでかなり経年劣化が進んでいました。昔は、大陸書房さんがこのような神秘行関連の本を色々出版されていました。今は地方の小さな…

『証言 初代タイガーマスク 40年目の真実』著 佐山聡 他(2021)宝島社

実用書ではありませんが、最近購入して面白くて一気に読み終えたのが本書です。初代タイガーマスクが初めてリングに登場した時、マスクもあまりカッコ良くないし、それにアニメの放送に合わせて、無理やりキャラクター使ったんだろうなくらいの気持ちで見て…

『神秘の拳法 八卦掌入門』松田隆智 高橋賢 共著(1984)日東書院

出たっ!!遂に出た!!書店で見つけた当時は、そう思ったものでした。正に神秘の拳法、武壇八卦掌、遂に公開か!?胸を躍らせてページをめくったものです。でも、あれっ!? 武壇八卦掌の套路って、もしかしてこれだけ?単換掌と双換掌だけ!!しかも第三章…

『中国拳法 形意拳入門』 著 松田隆智 (1979) 日東書院

本書は松田隆智先生が台湾より来日された洪懿祥師範より学んだ陳泮嶺・張峻峰両師伝の形意拳と台北武壇にて徐紀老師より学んだ尚雲祥系の形意拳を元に紹介されています。 三体式や剪子股式など基本姿勢に始まり、跟歩などの基本歩法の解説、基本の劈拳・鑽拳…

『中国北派拳法入門』 著 松田隆智 (1982) 新星出版社

本書では、基礎編で中国拳法で代表的な柔軟体操法(正・側圧腿、沈腿、一字功など)、六合螳螂拳の名手である張詳三老師が六合拳、長拳、螳螂拳などの北派拳術から編出した『基礎拳』、双飛脚や騰空擺脚などの跳躍技法が紹介されています。『基礎拳』の一部…

『七星螳螂拳入門』[螳螂手] 著 松田隆智 大柳勝 (1984) 新星出版社

本書は松田隆智先生と大柳勝先生の共著です。メインは大柳先生による螳螂拳の基本技術、基本六路、『螳螂手』という套路の演武と解説です。 基本技術では螳螂拳独自のものに加え、北派拳法に共通する把式(姿勢)、捶法(突き技)、踢法(蹴り技)などが解説…

『実戦中国拳法 秘門螳螂拳入門』 著 松田隆智 (1981) 日東書院

螳螂とは昆虫のカマキリの事です。したがって、螳螂拳とはカマキリ拳法となるのですが、象形拳(動物などの動きを真似た拳法)と言うよりは中国北派の総合拳法であり、実戦本位の拳法です。 伝説では中国山東省の王朗が中国各地を修行して歩いて、中国北方名…

『動物の足跡学入門』 著 熊谷さとし(2008)技術評論社

「知りたいサイエンスシリーズ」の一冊。 どこから読んでも面白い本。飛ばし読みしても、興味のある所から読んでも、全部読み切れてしまう本です。 動物の足跡の解説だけでは無く、歩き方のパターン、偶蹄目と奇蹄目の違い、足跡の観察のチェックポイント、…

『「出口」から考えるFX』 著 角田和将 (2019) パンローリング(株)

本書はFXで○pips狙うならどのトレードルールが良いのかを、MetaTrader4(MT4)というアプリを使って過去データを検証した結果が記載されています。 検証通貨ペアはドル円、ユーロ円、ポンド円他5通貨の8通貨。 過去約10年間の評価期間をファンダメンタ…

『秘伝 陳家太極拳入門 老架式』 著 松田隆智 (1983)新星出版社

陳家太極拳は中国河南省陳家溝に居住する陳姓一族のみに伝えられ、太極拳の源流と言われている拳法です。 他の太極拳が一貫してゆっくり緩やかに行うのに対して、陳家太極拳は緩やかな動作の中に強く打ち出す動作、急回転、跳躍技が含まれ、必ず各動作に螺旋…